デジタルレントゲンの導入



デジタルレントゲンの大きなメリットとして、フィルムの現像無しに すぐに大きく画像が確認できるということがあります。

従来のフィルムでの写真は数cmぐらいの小さなもので、 私たち歯科医師が確認する分には良いのですが、 患者さんには何が写っているのか、ほとんどわからなかったと思います。 現像にも4〜5分はかかるため、もし写りが悪かった場合はまた撮り直しに時間がかかってしまいました。

デジタルレントゲンでは、撮影後すぐにモニタ画面に大きく表示でき、 また拡大できるため細かい部分の診断にも役立ちます。 撮り直しもすぐにできますし、その時の被爆もとても少ないです。

従来のフィルムの現像には現像液の廃液が生じたり現像液独特の臭いもありましたが、 デジタルでは廃液も出なくなるので、環境に優しいとも言えます。